備忘録的な

業務用

ベーシックディスクとダイナミックディスクの比較情報

パーティションの逼迫を解消するため、
ボリュームの拡張をご検討しているとお伺いしております。
以下に参考情報を記載いたします。
ご確認の程、宜しくお願いいたします。

ベーシックディスクは
1台の物理ディスク上に4つまでパーティションが作れます。最大でプライマリパーティションが3つ、拡張パーティションが1つ作成出来、プライマリパーティションの一つが起動パーティションにできます。
拡張パーティション内に論理パーティション複数作成できるため、実質4つ以上のドライブを構成できますが、起動ドライブにすることは出来ません。
また、パーティションの容量を拡張する場合には、
その直後に隣接した空き領域が必要となります。
離れた場所にある空き領域と統合して一つのパーティションにすることは出来ません。すでに利用されているパーティションを削除して、空き領域にする必要があります。

対してダイナミック ディスクには、ベーシック ディスクにはない機能があります。

離れた場所にある空き領域と統合して、パーティションのサイズを拡大することが出来ます。

複数のディスクにまたがるボリューム (スパン ボリュームとストライプ ボリューム) を作成する機能、フォールト トレラント ボリューム (ミラー ボリュームと RAID-5 ボリューム) を作成する機能などがあります。

ダイナミック ディスクが使うパーティション スタイルが、マスタ ブート レコード (MBR) であるか、GUID パーティション テーブル (GPT) であるかに関係なく、ダイナミック ボリュームを 約2,000 まで作成できます。ただし、推奨されるダイナミック ボリュームの数は 32 以下です。

また、ダイナミックディスクに変換後は、
データを残したままの状態で、ベーシックディスクには戻せません。ボリュームを削除してからのパーティションの再構成が必要となります。

<参考情報>
ダイナミック ディスクとボリューム
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/cc757696(v=ws.10).aspx

ベーシック ディスクとダイナミック ディスクとは
http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows-vista/What-are-basic-and-dynamic-disks